ごあいさつ

則光刃物店の歴史

則光刃物店は戦前の昭和5年、熊本県人吉市の九州の小京都と言われる初代 川村一栄静かな城下町で産声をあげました。
人吉は熊本県の南部に位置し、四方を山々に囲まれ、中心の球磨川が東西に貫流しています。 昔からこの地の人々は自然の恩恵を受け、森林と農業そして、狩猟が生活の源でした。こういう環境の中で、山林刃物、土農器具が独自に発達。人吉球磨刃物として現在に至っています。

昔は山仕事をしている男達の間で、昼休みになると自慢の山林刃物の切れ味を競い合ってました。
こんな歴史の中、先代一栄(かずえい)は、四国の土佐へ修行に行き、厳しい修行の中で土佐刃物の歴史と伝統を学び修行が終えた時に師匠から『則光』という名前を授かりました。
その後、人吉に戻り則光刃物店を創業したのです。仕事も軌道に乗ったのも束の間、太平洋戦争に入り終戦を迎えました。 再び、鍛冶業を始めた一栄は、次々に山林刃物、土農機具を製作。非常に忙しい日々でした。 需要もかなりあり、たくさんの御弟子さんが住み込みで修行に専念してました。

その後、後継者として私、勝行が二代目として後を継ぎ、日々修行を重ね、一代目一栄の伝統をそのまま受け継ぎました。
歴史と昔ながらの伝統を貫き、一栄が熊本県伝統的工芸品の認定者となり高く評価を受けましたが昭和62年、仕事中に一栄が負傷。
そして他界。
その後は同じく熊本県伝統的工芸品の認定者となり現在に至ってます。

 

二代目 川村勝行

則光刃物店ではどれもが最後の行程まで一本一本丁寧に、昔ながらの技法を守りながら手作業にて心を込めた本物の刃物を製作販売してます。
また現代感覚に合う工夫したデザインをモットーに商品を製作してます。
是非一度使ってみてはいかがでしょうか。
刃物に対する考え方がきっと変わる、決して妥協は許さない商品ばかりです。
創業昭和5年、歴史と伝統をそのままお伝えする『鋭い切れ味』どうぞご堪能下さい。

これからも「歴史と伝統を守り、独創性のある商品づくり」に専念してまいります。

今後とも御愛顧の程よろしくお願いいたします。

 

熊本県伝統的工芸品・特許庁意匠登録について

熊本県伝統的工芸品とは

昭和53年に制定された「熊本県伝統的工芸品の指定要項」に基づき、熊本県知事が次の要件により指定した工芸品です。
■ 主として日常の生活に供されるもの
■ 製造過程の主要部分が手工業的であるもの
■ 伝統的な技術・技法により製造されるもの
■ 伝統的に使用してきた原材料を主たる原材料として製作されるもの
■ おおむね30年以上の歴史を有するもの

熊本県伝統的工芸品について
熊本県伝統的工芸品取得年月日 昭和63年2月10日
種 別 人吉球磨刃物
指 定 条 件 割込鍛造・片刃鍛造
指 定 番 号 第147号

 

特許庁意匠登録について

特許庁意匠登録内容
登録番号 登録番号1247616号
意匠に係る品物 刃物の柄

 

狩猟用剣鉈写真(意匠登録)狩猟用剣鉈写真(意匠登録)

 

手打ち刃物について

かつて各地の農村には生活必需品の「鍬」「鎌」「包丁」などを作る鍛冶屋がおり、刀鍛冶と区別して野鍛冶と呼んでいました。
人吉球磨地方には昭和初期まで多くの移動型鍛冶屋が集まり、農山村廻って農林用具を作ったり修理などを行ってました。
鍛冶蔵 則光刃物店では昔ながらの軟鉄に鋼を挟む「割込込鍛造」「片刃鍛造」の技術で製造されています。

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