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PaLjon onnea! Nina-Serina&Ville

8月中旬、則光刃物店通販サイト経由でフィンランド在住の方から和包丁についての問い合わせがありました。
今回は、私達の友人であるフランス在住の女性雑誌カメラマンのブログサイト「HIRAME-NO-ME」(http://hiramenome.com/)から則光刃物店通販サイトを見つけられてのお問い合わせで、お問い合わせ内容は以下の通りでした。

「ステンレス三徳包丁(17cm)に興味があります。フィンランドへ出荷出来ますか?」

以前フランス在住の方から和包丁のオーダーが入り納品をしてましたが、フィンランドへの発送は初めてでしたので、発送可否及び発送料などを調べご回答をいたしました。

返信メールを頂き内容を確認したところ、「このたび友人の方が結婚されるので、”結婚祝い”ということで日本の伝統品のひとつである包丁をプレゼントしたい」ということ。
友人の女性雑誌カメラマンさんおよびパートナーさんから「お名前を彫るサービスを提案してみては?」とアドバイスを頂き、ご回答をしたところ、快くご注文を頂きました。

当初英文字で彫る依頼を頂きましたが、今回は日本らしく?!、”ニナ・セリナ&ビッレ”とカタカナで彫ることにいたしました。
また、ご注文頂いたフィンランド人の「Olavi Kumpu」さんは、日本文化にとても興味を抱かれてるということで、日本風景の絵葉書などを添えて商品を発送いたしました。

商品発送から10日後、「Olavi Kumpu」さんより商品到着のメールが届き、ご友人の喜びの写真も送って頂きました。

「Olavi Kumpu」さんからのメール文の抜粋です。
「I was very impressed about quality of knife and I read Finnish article from your blog.
Work careers in Japan are stunning, like 50 years of experience about blacksmithing is outstanding.
Me and many others think the Japanese quality is from very long experience and attitude of doing things honestly right.」

訳すると、

「私は刃物の品質について大きな印象を受けました。
そして、私はあなたのブログからフィンランドの記事を読みました。
鍛冶についての50年の経験が顕著であり、日本の仕事経歴は衝撃的です。
日本の品質が高いのは非常に長い経験と事に対しての姿勢からであると、私と多くの他の人は思います」

日本から遠く離れた北欧の国、フィンランドの方より、日本人のモノ作りに対しての姿勢、歴史、日本人が作った製品を高く評価して頂いたことに多くの喜びを感じずにはいられませんでした。
それは、日本古来の「道」において大切にされてきた、守破離(しゅはり)。
あるひとつのことを追求していく過程を説いた言葉ですが、海外の方から「日本人の心」を少しでも理解して頂けてとても嬉しいです。

工業、商業製品、食品など日本の製品は、海外の国や人々から高い評価を得ています。
それは、「モノ作りに対する姿勢と半端のない心」が品質の高い製品を生み出しているのかもしれません。

PaLjon onnea!
Nina-Serina&Ville

Dear Mr. Olavi Kumpu
Thank you very much for your advice.
I appreciate your continued support!
You are 「otokomae」!

そして、発送や翻訳などご支援して頂いた、歳さん、鯛花さん、ありがとうございました!
毎度おおきに!!

PaLjon onnea! Nina-Serina&Ville

PaLjon onnea! Nina-Serina&Ville

 

Mr. Olavi Kumpu

Mr. Olavi Kumpu

 

商品に日本の絵葉書を添えてお送りしました。

 

以下はMr. Olavi Kumpuより送って頂いたフィンランドの風景です。

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